チャットツールを活用する

私が顧問をしている企業では、新たな案件が始まるとMicrosoft Teamsのチャット上にその案件名のチャンネルがつくられます。

メンバーはそのチャンネルに進捗状況を書く。誰でもいつでも情報を書き込める。マネージャーはコメントを見て、コメントや気づきを返信する。

報告・連絡・相談が日常的に、フラットにおこなわれる状況になっているのです。

マネージャーやリーダーは、そのチャンネルを見れば現在の状況を自分の都合のよいタイミングで把握できます。メンバーも、わざわざ報告しなくても、そのチャンネルで日々の仕事のやりとりがおこなわれていますから、マネージャーやリーダーに知ってもらえます。

写真=iStock.com/oatawa
チャットツールを活用する(※写真はイメージです)

すぐにでも実践できる

お互い、わからない点だけ質問すればよいのです。TeamsやSlackなどのビジネスチャットツールを使っている職場であれば、すぐにでも実践できる方法です(もちろん、一定のテキストコミュニケーションスキルは必要であり、場合によってはその育成に時間とお金を投資したほうがよいでしょう)。

TeamsやSlackなどの案件チャンネルに、個人作業の備忘録を書き込むメンバーもいます。「備忘録」と書いて、何月何日までにこの作業、何日までにこの作業とメモを記入する。