3けた、4けたのひき算にも応用できる

872-356=□

次は3けたのひき算を、ひっ算なしで解いていこう!

けたが多くなると、「計算したくないな~」なんて思う人もいるかもしれないけど、わけわけするだけでかんたんに計算できるよ!

いっしょにわけわけしていこう!

〈その1〉

ひく方の数をキリのいい数にする! 少しずつわけわけしていこう!

今回は、ひく356だから、キリのいい数の300に進化させる!

〈その2〉

わけわけ……

872-356
=872-300-56

わけわけ、わけわけ……

872-356
=872-300-56
=572-56

という風に、わけわけする!

〈その3〉

次は、ひく56をわけわけして、計算する! ここからは2けたのわけわけ算-と同じだよ。

572-56
=572-50-6
=522-6
〈その4〉

次は522の1けた目の2を見て、ひく6を2と4にわけわけ!

522-6
=522-2-4
=520-4
=516

こんな風に3けたのひき算もわけわけし続けると、答えが出せる!

慣れてきたらわけわけの回数も減らしてみるといいよ。気づいたら、暗算できるようになっているはず!

写真=iStock.com/kohei_hara
※写真はイメージです

4けたのひき算にチャレンジ

仕上げに、4けたのひき算もわけわけしていこう!

7542-4468=□

ひき算のラスボスは、4けたの計算。わけわけする感覚はわかってきたかな?

けたが増えてもやることは同じだけど、最後にもう一度確認しよう!

〈その1〉

ひく方の数をキリのいい数にする! 少しずつわけわけしていこう!

今回は、ひく4468だから、キリのいい数の4000に進化させる!

〈その2〉

自分でわけわけする。

7542-4468
=7542-4000-468
=3542-468

あとはこれを、ひたすら繰り返す!

〈その3〉

次はひく468をわけわけして、計算する!

3542-468
=3542-400-68
=3142-68
〈その4〉

次はひく68をわけわけする。

3142-68
=3142-60-8

これだとまだ計算しにくいので、3142を3100+42にわけわけして計算する!

3142-60-8
=3100+42-60-8
=3100-60+42-8
=3040+42-8
=3082-8
〈その5〉

最後は3082の2を、ひく数の8からつくるよ!

8を2と6にわけわけしよう!

3082-8
=3082-2-6
=3080-6
=3074

こんな風に4けたのひき算もわけわけし続けると答えが出せる!

ここまで大きくなると面白計算法っぽくもなっているけど、繰り返しわけわけしていくことで、楽しみながら計算の力がついていくよ!