4ケタのたし算にチャレンジ

もっともっと大きい数にも挑戦してみよう!

【例題】
1234+9587=□

この例題をもとに解説していくね!

〈その1〉

1000、1250、8590など、キリのいい数になりそうな数を1つ選んで、あといくつでキリがよくなるかを考えてみよう。

今回は1234と9587なので、9587に3をたしたら9590になると考える!

〈その2〉

もう一方の数をわけわけしよう。1234から3を9587にあげるイメージ!

1234=1231+3

というように、わけわけする!

〈その3〉

あとは、あわせるだけ⁉

1234+9587
=1231+3+9587
=1231+9590
〈その4〉

まだまだわけわけ……できるかも?

1231+9590

「まだまだ計算しにくいな~」って感じるときは、何回もわけわけしたらいいよ!

今回だと、9590に10をたしたら、キリよく9600になるよね。

だから、1231=1221+10という風に、わけわけしてあげる!

1231+9590
=1221+10+9590
=1221+9600
=221+1000+9600
=221+10600
=10821

ひき算は「ひく数」をキリのいい数字にする

ひき算をするときも「ひっ算で計算するの、めんどうくさいな……」とか、「くり下がりの計算が苦手だな……」なんて思うこと、あるよね。

勉強が苦手な女の子
写真=iStock.com/years
※写真はイメージです

そんなときも、たし算と同じで、わけわけ算が使える!

ここでは、「わけわけ算-(マイナス)」を、例題をもとに紹介していくね! たし算よりも複雑になるけど、がんばろう!

〈その1〉

ひく数を30、70、100など、キリのいい数にする!

あといくつでキリのいい数になるかを考えてみよう。

今回は、ひく23だから、キリのいい数の20に進化させる!

〈その2〉

わけわけしてあげよう!

72-23
=72-20-3

という風に、わけわけする! -23は-20と-3になるよ。

(数字の前がひき算だから、ひき算の記号もいっしょにわけわけ)

72-20は暗算できるよね。

〈その3〉

次に、52の1けた目の「2」に注目!

この2がなくなれば、キリのいい数、50がつくれるよね。

だから、3を2と1にわけわけして、「2」をつくっちゃおう!

52-3
=52-2-1
=50-1
=49

こんな風に、何回もわけわけすることで答えがだせる!

慣れてくると、細かくわけわけしなくても、解けるようになるよ。

わけわけの回数が減ってきたら、それは成長の証!