■本間宗久(江戸期・米の相場師)
米商いは
踏み出し
大切なり。
踏み出し悪しき時は
決して手違いになるなり。
又商い進み急ぐべからず。
急ぐ時は踏み
出し悪しきと同じ。
大意・相場は仕掛けるタイミングが肝心。ここで誤ると何度やっても失敗する。慌てて売買するのも同様だ。
■米相場の格言
“もう”は
“まだ”なり、
“まだ”は
“もう”なり。
■A・カミュ(仏・作家)
(山頂への巨岩の
運搬←→転落を永遠に
繰り返す苦役を負った
ギリシャ神話の登場人物
シーシュポスについて)
下山が苦しみのうちに
なされる日々もあるが、
それが
悦びのうち
になされる
ことも
ありうる。
悦びという言葉は
言い過ぎではない。
■宮本武蔵(江戸初期の兵法家、『五輪書』著者)
物ごとの
さかゆる拍子、
おとろふる拍子、
よくよく分別すべし。
大意・物事には勢いやリズムがある。その盛衰をよく見分けなければならない。
■F・W・ニーチェ(独・哲学者)
脱皮しない
蛇は破滅する