時間外労働が月150時間を超えても手取り18万円
なんでこんなに時間を取られるのかというと、やるべき仕事が多すぎるからです。それも生徒の生活指導や部活指導、保護者対応など、英語と関係ない仕事が8割。学校が荒れていたこともあって、授業以外のことに忙殺されるのです。
時間外労働が月150時間を超えていました。時間外労働は月80時間を超えると「過労死ライン」といわれるそうですが、その倍なのですから、いかにひどい労働環境か、想像いただけると思います。
英語が好きで教えることも好きだったけど、そんなことは全部頭から飛んでしまい、心身ともに消耗するだけの毎日でした。
しかもこんなに働いて給料は手取り18万円。若かったし、親元から通っていたからなんとか生活はできていたけれど、このままではいずれ限界・破綻が来ると思いました。
自分の時間という資源を切り売りした副業は限界がある
どうにかこの状況を抜け出したいと、転職・副業を考えました。最初にやったのが誰でも思い付くであろう「メルカリでの不用品販売」です。自分の読み終わった英語の本などを売り始めたのですが、当然ながらすぐに売るものが底を尽きます。
そこで僕は猿だけに(⁉️)、思考を進化させて「無限に商品を売るにはどうしたらいいか」ということを考えました。そこで次にやったのが、自作の英語の教材を販売することでした。注文が入るとプリントして送るのです。これで理論上は無限に商品を作れます。
ところがインク代、紙代、メルカリの決済手数料などの経費、「印刷をして梱包して送る」という手間を考えると「少しマシなバイト」程度でした。
次にやったのが「ココナラ」での英語の指導でした。30分1500円などで英語を直接指導するのです。
しかしこれは僕の時間という資源を切り売りすることなので、結局は限界がありました。