YouTubeの英語指導で月商3.6億円を稼いだ

ここにきて「自己流ではダメだ」と悟った僕はSNSマーケティングを本格的に学び、YouTubeチャンネルを開始。このときはまだ教員だったので顔出しするわけにいかず、お面をかぶって撮影をしました。そのまま今日まで「おさる」としてやってきています。

YouTubeも最初は下手くそでどうにもならなかったけど、回を追うごとに上達。と同時にフォロワーもどんどん伸びていきました。

「これはイケそうだ」と思った時点で教員を退職し、「英語の個別コーチング」を開始しました。これが当たって2カ月目で売り上げ380万円、3カ月目に550万円、5カ月後には2500万円と倍々ゲームで売り上げが伸びていきました。

パソコンのスキルアップをする女性
写真=iStock.com/mapo
※写真はイメージです

最初は個別で教えていたのですが、すぐに人数が上限いっぱいになってしまうので、途中から1対多数で指導できるスクール方式にしました。

スクール化にあたっては得意の英語を生かして海外のSNSマーケティングを学び、日本人に合うようにアレンジして取り入れていきました。

ここからはもう自分でもわけがわからないぐらいに稼げるようになりました。起業して1年目に月商3.6億円を達成することが出来ました。法人化1期目で年商5.2億円(税引き前純利益4.7億円)、2期目で年商11億円(同10億円)を上げています。

僕のビジネスは仕入れもないし、経費もほとんどかからないため、利益率は95%以上です。

何よりも僕にとって励みになったのは「やればやるだけ成果となって表れる」ということです。

教員時代はどれだけ働いてどれだけがんばっても手取り18万円は変わりませんでした。でも起業してからは、自分の行動量がダイレクトに結果に反映されるのです。それはもう快感でしかなかったし、完全に夢中になっていました。

「自分のスキルを売りたいが…」と悩む人たちに出会う

英語のオンラインスクールが軌道に乗ると、ネットを通して、ビジネスをしている人と横のつながりができるようになりました。

そこでいろんな人と交流するうちに「自分のスキルを売りたいがどう売っていいかわからない」「○○を教えたいけれど、集客の方法がわからない」「商品の単価が安くて利益が上がらない」という悩みを持っている人が多いことに気づきました。

そこで思ったのは僕がやってきたことをシンプルにマネすれば誰でも稼げるようになるのではないかということです。そこで「YouTubeマーケターおさる」として、マーケティングの方法を教える講座をスタートしました。