買った本は自分の心のどこかに必ず残る

そうしてひととおり情報を集めてからおもしろそうだったら購入し、また元の本へ戻るという具合なので、一冊の本を読み終えるまでによけいな時間がかかる場合もあります。

堀内勉『人生を変える読書 人類三千年の叡智を力に変える』(Gakken)

また、興味が惹かれると、そのまま新しく購入した本を読み進めてしまうこともしばしばあります。

そのとき、もともと読んでいた本や、そのほかに途中で購入した本はどうするのかというと、しばらく放っておきます。そうして、あとで思い出して手に取ることもあるのですが、そもそも「どうしてこの本を買ったのだろうか?」と思い出せないこともあったりします。

ただ、それらの本は結局のところ、自分が関心を持って買ったものなので、自分の心のどこかに必ず残っています。そして時間が経つにつれて、その本を読まなくても、興味関心が自分の中でだんだんと熟成されていくことになるのです。

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