やり遂げた事実よりも「そこへいたる旅路」を重視する
スタンフォード大学のシーチー・ホアンとジェニファー・アーカーの研究によれば、人は目的地に到達すると(つまり、難しくて重要な課題を完了すると)、これでもう仕事は終わったと思い込んで、努力を緩めてしまう場合がある。
しかし、たいてい、仕事は終わってなどいない。目的地に到達しただけで満足してはならない。目的達成にいたるまでのステップを振り返ることが重要だ。目的地への到達を祝福するよりも、そこへいたる旅路を振り返るようにしよう。
後悔しているのは、大学の就職カウンセラーの言葉を信じて、自分には医師になる資質がないと思い込んでしまったことです。もっと自分を信じて、せめて挑戦するだけでもすればよかったと思っています。
――五四歳女性、メリーランド州
子どもが生まれる前に、自由な時間を無駄にしすぎました。いまにして思えば、スペイン語を学んだり、運動をしたり、仕事のスキルを磨いたりするために費やす時間がないほど忙しいなどということは、ぜったいにありませんでした。
――二九歳男性、インディアナ州
性的な面でもっと活発に行動すればよかったと思います。
――七一歳女性、ミシガン州