いくつになっても恋をしている人が若々しいのには理由がある

つまり毎日の暮らしの中に楽しいことやドキドキすること、新鮮な感情が沸き起こるような体験を散りばめていくことが、性ホルモンの分泌を促すことに繋がっていくのです。その意味では50代でも60,70代でも恋愛は最高の快体験ということができます。

和田秀樹『50歳からの脳老化を防ぐ脱マンネリ思考』(マガジンハウス新書)

いくつになっても恋をしている女性や男性が若々しいというのは、決して見た目だけの問題ではありません。性ホルモンの分泌が活発になり、意欲的になり、しかも溌溂とした感情に満たされることで本物の若さを取り戻すことができるからなのです。

もちろん快体験は日常の中にいくらでも生み出すことができます。

美味しいものを食べる。大好きな人や尊敬する人とおしゃべりする。旅行に出る、自分が好きな映画を観たり本を読んだり、芝居を観たりする……要するに日々を楽しむということです。ここでも大切なのは好奇心と行動力ということになります。

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