悩んでいると、近視眼的になったり視野狭窄に陥る
一概にはいえないかもしれませんが、一時的な“気持ちの落ち込み”と“恋愛、結婚”をはかりにかければ、人生にとってより重大なのは後者でしょう。だとすれば、真剣に悩むべきはそちらだということになりませんか。
ところが、一つの悩みにとらわれていることで、本当に悩むべき大事なことが見えなくなるのです。
実際、心が弱っているときに、とんでもない異性に引っかかってしまった、という事例はいくらでもあります。
森田正馬の言葉は肝に銘じておく必要がありそうです。悩んでいると、近視眼的になったり、視野狭窄に陥ったりしがちなのです。
その悩みが自分にとって大事なことなのか、ほかにもっと大事なことがありはしないか。常にそう自分に問いかけていくことを、ぜひ、忘れないでください。