子供と遊ぶことの本当の意味
「子供と遊べ」と言うと、欧米のリベラル思想にかぶれた教育学者とかコンサルなどは、子供と一緒に遊ぶことで、お互いの信頼関係が築かれ、コミュニケーションがスムーズになり、子供は遊びを通じて社会性や協調性、問題解決能力、ルールを守ることの重要性や、相手の気持ちを考えること、困難に立ち向かう勇気といった、人間として大切な価値観やスキルを遊びを通して学ぶことができる、などと言いたがります。
そして子供の創造性を刺激することができるお絵描きや工作、子供の思考力や戦略性を鍛えるのに役立つボードゲーム、チームワークや協力を学ぶことができるスポーツ、子供の想像力や言葉の理解力が向上する物語の読み聞かせ、食材や調理法について学ぶことができる料理、子供の脳を刺激し知識や推理力を向上させるクイズやパズルなどで遊べ、とか見当はずれのアドバイスをしてきます。
そんなことはどうでもいいのです。大切なのは、子供でもオオサンショウウオでもトカゲでもいいので、可愛いと思うものと一緒に楽しむことで、それで世話を焼く手間ばかりかかる役立たず、穀潰しの子供やオオサンショウウオやトカゲと一緒にいて自分がなぜ楽しいのかを改めて考えることです。
自己啓発セミナーの講師やコンサルたちが言うような金儲けやそれに役立つスキルの習得などの他の目的の手段ではない純粋な悦び、幸せとは何かを思い出し、自分がそれを人に与えることができる人間にどうすればなれるか。それが子供と遊ぶことの本当の意味なのです。
楽しくない人間関係は無意味
一般的に友達は多いほどいいとされています。しかし友達にしてもなんでも、人間関係は増えれば増えるほど面倒、厄介事が増えます。人間関係は友達も含めてできるだけ減らした方がいい。
友達なんていても助けてくれるどころか、お金を無心されることの方が多いので、いない方がマシです。友達がいなければいじめられることもありません。
とはいえ、友達をはじめ人間関係は、作ろうと思ってできるというよりも自然とできていってしまうものです。なんだかよくわからないうちに「あれなんでこんなヤツと付き合っているんだろう」という人もいます。楽しければ無理して避けることもないですが、それ以外は無意味です。
完全に独りになるとそれはそれで大変なこともありますから、本当に必要な人間関係だけを残しましょう。それには、自ら浮きに行くことがおすすめです。学校で友達が引いてしまうようなことをあえてやる。
職場で声をかけづらい雰囲気を常に纏う。そうやって普通の人間であれば声をかけないようなことをする。それでも声をかけてくるような人間がいれば応じてあげてもいいでしょう。