褒めるところがない場合は…
「承認しましょう」と言うと、苦い顔でこう返されることがあります。
「褒めるところが、本当にないんですよ……」
熱心なリーダーであればあるほど、そうかもしれません。
これは実は承認の落とし穴で「①成果承認」を重視しすぎたときに陥りやすい罠です。
芳しい結果や成果を出し続けるのは、誰にとっても容易なことではありません。
ですから「①成果承認」だけでは「褒めないリーダー」になってしまいます。心理的安全性を高め、意見を言い、助け合い、チャレンジに満ちたチームをつくるためにも、「②行動承認」「③成長承認」「④存在承認」に目を向けることが大切です。
特にオススメしたいのが「②行動承認」に目を向けることです。相手が何かやってくれたとき、「おかえし言葉」で即座に反応。承認のシャワーを浴びてもらいましょう。
「③成長承認」については、定期的なふりかえりや、1on1の場で役に立つでしょう。