黄河文明と異なる特徴を持つ文明が実在した?
峨眉山は中国四大仏教名山、中国三大霊山に挙げられ、報国寺などの古刹が点在しています。峨眉山には約500頭の野生サルがいて、人に懐きやすくかわいらしい面もありますが、たまに観光客の荷物や食べ物を盗むこともあるので、気をつけましょう! 楽山大仏は全長が71メートルあり、東大寺の大仏の5倍にもなる巨大な石仏です。
成都から38キロ離れている徳陽市で、1930年代に三星堆遺跡が発見されたことは世間を驚かせました。約5000年前から約3000年前に栄えた古蜀文明のものです。古代中国の文明の中心とされてきた黄河文明と明らかに特徴が違う青銅器や玉器が多数出土しました。
高度な青銅製造技術を有していたと見られ、謎に包まれています。徳陽市の三星堆博物館で謎めいた三星堆文明の様子を感じることができます。記者の仕事をしている日本人の友達は、三星堆博物館が四川省の中で一番衝撃を受けたスポットと言いました。四川省はいいところなので、ぜひ来てください。