照明は暖色系に、寝る直前のスマホはNG

・夜

夜間は、交感神経を刺激する作用のある青白い光は避け、暖色系の明るさを抑えた照明にするのがよいでしょう。副交感神経優位の状態への切り替えを促し、自然と睡眠へ移行することが期待できます。パソコンやスマートフォンの画面から発せられるブルーライトも覚醒を促すので、できれば寝る前には使用しないほうがよいです。頻繁に画面を見る方はブルーライトカットの眼鏡を取り入れてみるのもよいと思います。

また、就寝直前に夕食をとることはおすすめしません。就寝中に消化器官が活動するので睡眠の質低下に繋がります。スムーズに入眠できる環境作りの一環として、夕食は就寝時刻の3時間前には済ませるのがよいでしょう。

以上、私たちが本来持つ体の仕組みを理解し、日常生活でちょっとした意識をすることが、心身のバランスを整えることに繋がります。ご紹介したように光をうまく活用して体内時計を正常に保つことも併せて行うとさらに効果的です。

現在睡眠にお悩みの方はもちろんですが、お悩みのない方にもできることから取り入れていただくことをおすすめします。春先だけに限らず、季節の変わり目は同様のリスクが生じます。意識的に実践を続けることで生活リズムが整い、不調を予防する効果も期待できると思います。

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