年会費が格安で最もポイント還元率が高いカード年会費が格安で最もポイント還元率が高いカードは、ジャックスの「日本盲導犬協会カード」です。請求と相殺になるJデポにポイントを交換すれば、還元率は1.575%。

Kyash VISAというプリペイドカードは利用時に1%のポイントがつくので、盲導犬カードでチャージして買い物でKyashを利用すれば、ポイントの合計は2.575%。

ただし盲導犬カードで1.575%の恩恵を受けるには、前年度に300万円以上使った実績が必要。月に25万円、つまり家賃や出張費、経費用のカードにすれば条件をクリアしやすくなります。

ドコモユーザーにおすすめ

また、ドコモユーザーにおすすめなのが、ドコモの「dカードゴールド」です。ドコモの利用代金が10%、dポイントで返ってきます。カードの年会費は1万円ですが、年間10万円以上の携帯代を払っていれば、少なくともポイントで相殺されます。

またLINE PayやTOKYO 2020 プリペイドカードも便利。当然ながら入金額以上が引き落とされることはないため、不正利用被害に遭ったときのダメージが最小限で抑えられます。海外の通販サイトなど、リスクが高いと判断した店で使うために入れています。

旅行好きなら、「SPGアメックス」をつくるのも視野に入れて。ポイント還元率は1.25%と比較的高めで、貯めたポイントを各国の航空会社に交換できます。おすすめは「ブリティッシュ・エアウェイズ」のマイルに替えること。距離やシーズンによる変動がなく、一律6000マイルでJALの国内線航空券と交換可能、使い勝手は抜群です。年会費は約3万4000円と高額ですが、マリオット系列のホテルに1泊できる権利がもらえるので、検討材料に。

これらの情報はSNSや雑誌はもちろん、企業のプレスリリースやメルマガをチェックして収集。世間に知られる前に情報にリーチすることで、先行者利益を得ることができるからです。「いかに得するか?」を趣味にすると、浪費も抑えられていいことずくめですよ!

(構成=力武亜矢 撮影=南方 篤)
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