「塩一つまみ」がわからない人でも作れる

料理に不慣れな人にもミールキットは使えるようになっている。

「『塩一つまみ』の分量がわからない、『鍋にひたひた』の加減がわからない、という顧客の声に耳を傾け、レシピを進化させてきました。『お茶碗1杯分』という言葉にグラム数を併記したのも、アンケートに『きっちり計りたい』という声があったから。『扇切り』という表現を『4等分』に変えるなど、ちょっとした表現の変化で料理のしやすさは変わります。ミールキットが家に一つあれば、自分一人で簡単に料理ができると実感してほしいです」(菅氏)

最近は、「妊娠中、療養中で妻が料理を作れないときでも、ミールキットがあれば夫に料理を任せられる」という声もよく聞くそうだ。仕事や子育てに追われる忙しい現代人が食卓で豊かな時間を過ごすのに、ミールキットが一役買っているようだ。

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