▼お金持ちや成功者ほど、自分で価値があると判断したもの以外にはお金を使わない。レッツ0円生活!
写真2、6=PIXTA
【1】英字新聞を読む
米紙のニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストの電子版は、会員登録をしていないユーザーに対しては記事の全文表示を5頁までに制限しています。上限を超すと記事は読めなくなり、有料の会員登録を促してきます。しかし一工夫すると、スマホで常に読めるようになります。iPhoneではタブ一覧を開いたときの画面左下に表示されるプライベートモード、Androidでは画面右上のメニューで選択できるシークレットモードからサイトを閲覧するだけで、残り回数の回復ができます。こういったサービスはブラウザー内に保存される“クッキー”という情報を使って回覧回数を管理していますが、プライベートモードなどではクッキーが保存されず、常に新規ユーザーとして扱われます。これで購読料が浮き、英語も勉強できます。同様の仕組みで登録を促すサービスはほかにもあり、応用できます。
【2】映画・スポーツ観戦
ネット動画の配信サービスは、無料期間が定められているサイトが多いです。スポーツ配信「DAZN」、動画配信の「U-NEXT」や「dTV」などは、1カ月の無料期間があります。無料期間終了後は家族名義で別アカウントをつくれば、再度無料視聴が可能に。こうしたサービスは同一のクレジットカードでは複数のアカウントを持つことができない場合が多く、家族カードの作成がお勧め。動画配信は「Netflix」や「ゲオTV」など参入企業も豊富で、3~4人家族が名義や配信会社を変えていけば1年はタダで見ることができます。
【3】LINEで無料商品GET
新商品を宣伝するため、LINEを使って、商品をお店などで交換できる無料券の抽選をする企業が増えています。当選者数を多く設定している商品のほうが当選確率は高く、1万人以上の当選者数が設定されているものが狙い目です。「ローソン」や「アサヒ飲料」「サントリー」などは当選者数を多くする傾向があるため、友達登録しておいて損はないです。しかし企業アカウントをたくさん登録すると、企業から無料商品とは関係のないメッセージがひっきりなしに送られてきます。煩わしい場合は、通知をオフにしましょう。
【4】広告代理店イベントで王様気分
ブログ向けの広告代理店「A8.net」は、年に数回「A8フェスティバル」という催しを開いています。広告を出稿している企業がブロガーに向けて「ぜひウチの商品を取り上げてください」とアピールする場なので、来場者は全員“大事な取引先”となります。企業からぜひにとサンプルを手渡されるという状況は、まさに王様気分です。筆者は健康関連の会社から定価2万円ほどの美顔器をもらい、ホクホクと帰宅しました。参加要件はA8のアカウントを持っていることだけ。形だけでもブログを始めれば誰でも参加可能です。
【5】旨いコーヒーを自宅で
ネスレは、コーヒーの素を定期的に注文することを条件に、コーヒーマシーンの「バリスタ」を無料で貸し出しています。当然、コーヒー代は別途かかりますが、「ハピタス」や「ちょびリッチ」といった広告サイトを経由して契約を結ぶと、3000~3万ポイントが付与されます。ハピタスでは1ポイントを1円に、ちょびリッチは2ポイントを1円に換金できます。ポイントを計算し、コーヒー代が赤字になる前に解約すれば、実質無料でおいしいコーヒーが楽しめます。違約金はありませんが、マシーンの返送料がかかります。
【6】展覧会を観にいく
松本市美術館で開催されていた草間彌生の企画展の前売り券は一般1000円でした。しかし館内にて販売されていた“リンリン”と“トコトン”のぬいぐるみはプレミア化しており、合わせて3000円(税抜き)で買えましたが、インターネットでは5000円以上の値段がつくことも。観覧のついでに購入し、オークション等に出品するだけで入場料を回収でき、小遣いにもなったのです。美術展だけでなく、サッカー場などで販売されるコラボグッズや、歌手のライブで販売される限定グッズなど、再販売の可能性が低そうなグッズは要チェックです。
山野祐介(やまの・ゆうすけ)
フリーライター
1991年生まれ。自らの節制生活をもとにした「1週間食費0円生活」を月刊誌で連載中。ネット通販やクレジットカードのポイントを活用した節約術や、最新スマホ事情に精通。
(撮影=山野祐介 写真=PIXTA、iStock.com)
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