出席者にへつらった
「ダラダラ発言録」
【×BEFORE】
(1)作成が遅すぎる基本は当日中――会議はおもに情報共有を目的としたものと、次のアクションを決める検討会の2種類があるが、どちらも内容を即座にフィードバックすることが大切。証拠のためだけに議事録をつくっているわけではない。当日中に送るのが基本。
(2)「誰の発言か」は意味なし――会議で述べられたことがダラダラと書かれていて読みにくい。また、出席者への気遣いからか、それぞれの発言者が記されているが、本来、会議において「誰が発言したか」は関係ないもの。「何が話し合われたか」の整理に注力しよう。
(3)強調が多すぎて伝わらない――アンダーラインを引いて主要なポイントを強調しようとしているものの、多用しているため、かえって散漫な印象に。ひとつの議事録の中で、せいぜい2、3点にとどめておきたい。今後やるべきタスク、会議の結論は別途項目を立てよう。