聞き手の印象に残るプレゼンをする人はどんなことを考えているのか。プレゼンのプロである渋谷雄大さんと吉藤智広さんによる共著『刺さるプレゼン全書』(大和書房)より、一部を紹介する――。
プレゼンをするビジネスマン
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良いプレゼンに必要な3つの要素

ここからは実際にプレゼンを行うために必要な3つの要素を解説します。それは、「シナリオ」「デザイン」「トーク」です。

まず最初に考えるべきは、シナリオ。誰に向けて、どんな内容を、どういう順番で伝えるのか。ここを曖昧にしたまま話し始めると、聞き手はついてこられません。プレゼンの主役は常に“聞き手”。相手の関心や理解度を想像しながら、相手に届くシナリオを組み立てていきます。

次に必要なのがデザイン。これは、シナリオで組み立てた内容を視覚的に伝える工夫です。スライドのレイアウトや図解、写真の選び方ひとつで、伝わり方は大きく変わります。情報を整理するだけでなく、感情にも響く“見せ方”を整えることがポイントです。

そして最後がトーク。声のトーン、話すテンポ、表情やジェスチャー。話し方には、あなたの熱意や想いがにじみ出ます。どれだけ内容やデザインがよくても、話し手の表現力が伴わなければ、聞き手の心には届きません。

シナリオ→デザイン→トーク。この順で準備を重ねてこそ、相手の心を動かすプレゼンが完成します。さっそく、次のページからひとつずつ詳しく見ていきましょう。

(画像① プレゼンに必要な3要素 『刺さるプレゼン全書』より)