売上が伸び悩んでいるなか、お客様に「いいもの」を提供し、社員にも安定して給料を支払わなければいけない……そうなったとき、何をコストカットしてバランスを取ればいいのか? 大倉社長は徹底して「あるもの」のコストカットを続け、会社を成長させてきたそう。では、「あるもの」とはなにか?(2022年12月12日レター)

お客様を喜ばせるため、ハイクオリティな商品やサービスを手に取りやすい価格で提供したい……。そう思っても、社員や従業員の給与や労働条件に関わる部分を犠牲にするのは絶対に避けなければいけません。

では、どこでコストを調整するのか。それは、「利益を生まないところ」のコストを徹底削減することです。

(構成=渡辺一朗)