一般的に、景気が悪化すれば設備投資は減少しやすいが、設備投資比率が高まる局面では、短期的な景気悪化に伴う設備投資の減少幅は相対的に小幅にとどまり、逆に景気の拡大における設備投資の貢献(寄与度)は大きくなる。

1980年以降の設備投資比率の推移をみると、1986年から1991年にかけての平成バブル景気において、設備投資比率は一時20%を超える上昇をみせたが、その後は2020年頃まで14~16%台で推移し、17%を上回ることはなかった。

しかし2022年以降は、深刻な人手不足を背景とした省力化・効率化投資ニーズの高まりなどを背景に、設備投資比率が平成バブル期以来の17%超えを実現している。(図表2)