睡眠の質を高めるには何をすればいいか。歯科医師で経営コンサルタントの多保学さんは「睡眠の質を高めるためには、起き方が大切だ。私は『音』ではなく『光』で起きるようにしている」という――。

※本稿は、多保学『1億円かけて学んだ成功する人がやっていること』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。

目覚まし時計
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二度寝しないですっきり起きるための方法

成功したり、うまくいく人は、ほぼすべての人が健康を最重要視しています。それは、健康でなければ、いくら成功しても、お金持ちであっても、幸せではなくなってしまうからです。

私は、歯科医師ということもあり、一般の方々以上に健康管理に気をつかっています。本稿では、自分の体験や書籍から得た、健康に良いと考えるノウハウを紹介いたします。

まず最も重視しているのは睡眠の質で、起き方にもこだわっています。

通常は、目覚まし時計や携帯電話のアラームで起きる人が多いかもしれません。しかし、アラームを枕元に置いておくと、鳴っても止めて二度寝してしまう恐れがあります。ポイントは、いかに二度寝をしない環境をつくり、すっきり起きるかです。

まず携帯電話を部屋の外、もしくは手の届かない場所に置いてください。これで寝る前も起きる時も携帯は気になりません。

そして、「音」ではなく「光」で起きるようにしています。

人間は本来、日光を浴びて起きるのが自然な姿です。そこで、起きる時間にタイマーでスイッチオンになる機能のついたシーリングライトを寝室に設置しています。このライトを使用すると、起床する15分前から徐々に明るくなり、起床時間には最大の明るさになります。