人とのご縁に恵まれる人は何をしているか。歯科医師で経営コンサルタントの多保学さんは「その後のご縁に繋がるかどうかは、3分間の会話の中身で決まる。自分の気持ちを鼓舞して、ワクワクした気持ちでその3分間に臨むことが大切だ」という――。
※本稿は、多保学『1億円かけて学んだ成功する人がやっていること』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
良いご縁につながる第一印象2つのポイント
どのような分野であっても、成功する人は人との「繋がり=ご縁」をとても大切にします。
ご縁こそがビジネスや人生を豊かにすることを、よく理解しているからです。
ご縁を繋ぐためにとくに大事にしているのが、「第一印象」と、「初対面の3分間」です。
ご縁を繋ぐには、まず相手に良い印象を持ってもらう必要があります。そのため、第一印象には非常に気をつかいます。
最初の印象が悪いと、あとから覆すのは容易ではありません。
第一印象を良くするためのポイントは、2つあります。
まず1つ目は「清潔感のある身だしなみ」です。不潔だったり、口臭がしたり、靴が汚れていたり、だらしない服装は論外です。髪型や眉毛、鼻毛などにも注意しています。
口臭があっては、初めてのご挨拶も台無しですよね。まったく話が入ってこないと思います。
体型に合った清潔なワイシャツにジャケット、磨かれた靴は一流ビジネスマンには必須です。初対面の場にジャケットとジーンズで行くこともありません。
また、奇抜な格好もメリットはありません。奇抜な格好とは、いわゆる成金に見えるような、自己顕示欲の強い、派手な服装も含まれます。全身、わかりやすい有名ブランドの服であるとか、ビジネスの場にふさわしくない色の服などです。
相手を不快にさせるような外見は「良いご縁」には一切繋がりません。