ケーブルテレビ事業を手がける高橋誠専務は「ケーブルテレビ会社はお客さんにとても近い」と話す。
「ケーブルテレビを自宅に敷くことになると、工事担当者が家に来て、リビングで作業をします。そのあと機器の使い方を説明する。ここが強みなんです。実際、30%のユーザーがタブレットも併用しています。担当者が『こうすれば通信販売ができますよ』と利用シーンを丁寧に説明できれば、誰でも簡単に使えます。提携する通販会社からは『1人当たりの売り上げがいい』といわれています」
スマートテレビやスマートフォン、タブレットの使い方を自宅でレクチャーする。こういう売り方は、アップルやグーグルにも真似できない。
(小倉和徳(田中社長、高橋専務)=撮影)