加入には年齢制限がある場合が多い。先延ばしにしない
「家族同然の存在」として定着した犬や猫などのペットですが、かかるお金も年々上昇しています。中でも看過できないのが「医療費」。食事や飼育環境の改善、獣医療の進歩によってペットの平均寿命が延び、生活習慣病や認知症も増えているのです。
アニコム損保の「ペットにかける年間支出調査」(2023年)によると、ペットの病気やケガの年間医療費は、犬で5万6134円、猫で3万6617円。平均寿命は犬が14.2歳、猫が14.7歳とされています(21年度)ので、単純に掛け合わせると、犬が79万7102円、猫は53万8269円が生涯医療費となります。これはあくまで「平均」で、年齢が上がれば上がるほど治療費もかかりますから、長生きすると100万円を超えることも珍しくないでしょう。
ペットには公的な保険はないので、医療費は全額自己負担。この経済的な負担を減らしてくれるのが「ペット保険」です。
ペット保険は、通院、入院、手術の補償が基本です。掛け捨て型で、死亡保険はありません。乗り換えの自由度も高いので、定期的に見直すといいでしょう。
●保険加入には年齢制限がある
一般的に犬は7歳、猫は11歳からがシニアといわれます。加入には年齢制限がある商品がほとんどですので、シニアになってから加入しようと先延ばしにしないよう注意しましょう。なお、ペット保険の掛け金は年齢とともに上がるのが一般的ですが、10歳以降は一律といったプランもあります。
●生涯で払う保険料を試算する
大切なペットとはいえ、家計に響くほどの掛け金を支払うのは、個人的には賛同できません。月々いくらならかけられるのかを検討するとともに、ペットの生涯で保険料が総額いくらかかるのかをシミュレーションしてみてください。例えば価格ドットコムで「犬・トイプードル・0歳」で支払保険料総額(0~10歳まで継続した場合)を見てみると、後ほど私がオススメする「リトルファミリー少額短期保険 わんデイズ・にゃんデイズ」で27万9840円となっています。
●請求方法には2種類ある
保険金の請求方法には、全額を立て替えて領収書や書類を送付して請求する「立替請求型」と、保険証を提示し、補償割合が引かれた金額を窓口で支払う「窓口精算型」があります。手間がかからないぶん、後者のほうが保険料は高くなる傾向があります。
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