エモテキ&リアクションで楽しむ「やさしい」コミュニケーション
肝心のポスト機能についても後発ならではの工夫が施されている。とりわけユニークなのが、mixi2独自のエモテキ(エモーションテキストの略?)とリアクション機能。エモテキはポストするテキストの文字を大きくしたり、動きを付けたりするというもの。目立たせたい時に便利な機能だが、あまりやりすぎると嫌われるかもしれない。
対するリアクションはポストに対してさまざまな絵文字で返答できるというもの。いわゆる「いいね!」と比べて、より心情に沿った返答ができるようになった。すでに多くのSNSやSlackなどのビジネスツールで実装済みの機能だが、国産SNSということで、「おつかれ」「どんまい」などの日本語リアクションが充実しており、使いやすそうだ。
なお、mixi2でタイムラインやコミュニティに投稿できる文字数はXの140文字に対して、mixi2は149.3文字。なぜ150文字ではないのか、端数の0.3文字にどういう意味があるのかちょっと考えてしまったのだが、逆から読むと3.941、つまりミクシィという遊び心のようだ。
また、誰かのコメントに返信する際、フォームに「やさしいことばで返信しよう」と表示されるのも特徴的。なんら強制力のないメッセージではあるものの、こういうところからもmixi2がどんなサービスを志向しているのかが伝わってくる。