「中身がない話」の本当の価値

思えば、仲の良い友達や家族と話すときは、勝手に「中身のない話」をしていますよね。

芝山大補『お笑い脳』(KADOKAWA)
芝山大補『お笑い脳』(KADOKAWA)

だから盛り上がりやすいし会話が楽に感じるのです。親に対して「盛り上げるためにはどうしたらいいんだろう」と言うやつはいないですからね。(いたらごめんやで)

このように、「どうでもいい話」は「どうでもいい(会話のハードルを下げる)」という価値があるということです。会話が盛り上がらなくて悩んでいる人は、ぜひ中身のないことを言うようにしてみてください。

でも「今日可愛い形の雲見つけたんですよ〜」「チョコレート食べたいですね〜」「さっき可愛い猫見つけたんですよ〜」なんて、どうでもいいことばかり言うてたら、「頭大丈夫か?」と思われかねないので、どうでもいい話はおり交ぜる程度にしましょうね。

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