“発言ハードル”を下げる方法
暑いですね〜 アイス食べたくないですか?
来るときに道にめっちゃ迷っちゃいました〜
この近くって焼肉屋多いんですよ〜
どうでしょうか?
どうでもいい話題ですよね。しかし、この「どうでもいい」が会話のハードルを低くします。自分の中で「どうでもいいと思っていること」を話すと、どんどん会話を楽に考えることができるんです。
アイデアを出す会議とかでもありません? 自分で発言するハードルを高く設定しすぎて何も言えないという状況。
そんなときは少々いい案でなくても発言していくと、「発言するハードル」が下がってアイデアをどんどん発言しやすくなります。結果、どんどんいろんなアイデアが浮かんでくるようになる。
それと同じように「最初にどうでもいいことを言う」と、次の話題を話し出すのも楽にできるようになります。
さらに、どうでもいいことを言うと他にもメリットが出てきます。
「どうでもいいこと話していいよ」のメッセージ
相手から「仕事の調子はどうですか!」と聞かれるのと、「暑いですね〜アイス食べたくないですか?」だと、どちらのほうが長く会話ができそうでしょうか?
大抵は後者だと思います。
つまり、どうでもいいことを言うことは、相手に「どうでもいいことを話してもいいよ」って伝えるメッセージにもなるのです。
そりゃそうですよね。相手が「アイス食べたいですよね」と言ってきたから、「僕はアイスよりもプリン派なんですよね〜」と返したのに、「何どうでもいいこと話してんねん!」とキレるやつはさすがにいないですから。
それで怒られたら「お前が最初にどうでもええこと話したんやろ」となりますからね。
「THE 誰が言うとんねん」ですよ。
つまり、中身のない話をすると結果としてお互いの会話のハードルを下げることができるということです。