飲みニケーションで交流の場を広げていった

財務官だった私が「国際収支から見た日本経済の課題と処方箋」と名付けた有識者懇談会を立ち上げたのは、今年3月のことです。

日本経済が今後どうなるのか。どうすれば改善できるのか。そうした日本経済の構造を明らかにするには、貿易収支の赤字基調、デジタル赤字の拡大、黒字の半分が海外留保された所得収支など、現状の国際収支の評価、分析が有効なのではないかと考えたからです。

懇談会では、5回にわたり、20人の委員がインタラクティブ(双方向)に意見や考えをぶつけ合いました。侃々諤々かんかんがくがくの議論は、最初に決めた時間を超えても続きました。