義父の死

一方、義両親の健康状態も、以前から思わしくなかった。

2010年3月。76歳の義父に膵臓がんが判明した。膵臓癌は自覚症状が出にくく、気づいた時には末期であることが少なくないというが、たまたま受けた血液検査で見つかったのはラッキーだったかもしれない。義父は約45日後に病巣とリンパ節を10kgほど摘出する手術を受けた。

人間の膵臓の位置を示したイメージ画像
写真=iStock.com/nopparit
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年齢の割に体力のある義父は、手術翌日には院内を歩き回り、1週間ほどで退院。手術から3カ月後には南田さん一家で北京旅行に行ったが、現地の食事も問題なく、万里の長城では一般の人が行ける終点まで登った。