猛暑が続く中、熱中症にならないためにはどうすればいいか。総合内科専門医の梶尚志さんは「暑さによって、体内では水分・塩分だけでなく鉄分も不足し、熱中症や夏バテのリスクを高める『かくれ貧血』を引き起こす。厳しい夏こそ、鉄分を補うための食品を意識して選んでほしい」という――。
最悪の場合、死に至る「熱中症」
熱中症とは、体内の熱調節機能がうまく働かず、体温が異常に上昇する状態です。主に高温多湿の環境下で長時間過ごしたり、水分や塩分の摂取が不十分だったりすることで起こります。熱中症は重篤な状態に進行することもあり、早期の対処が重要です。
・頭痛やめまい
・体温が高い
・吐き気や嘔吐
・全身倦怠感
・異常な汗の量(極端に多いか、逆に少ない場合もあります)
・筋肉の疲労感、脱力、筋肉の痙攣など
・意識障害
熱中症が進行すると、意識が混濁し、意識を失うことがあります。
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