また、相手を深く知れば「どういう提案をすれば採用してもらいやすいか」の戦略を立てることができます。PRしたい相手はメディアの人ではなく、その向こう側にいる視聴者や読者です。「この番組を見ている視聴者なら、こういう切り口で取り上げてもらえるのではないか」という目途がつけられるわけです。

ただし、取り上げるか否かやどのような取り上げ方をするかは、相手次第です。メディアの人にとってみれば、こちらのPRをしてあげる義理はありません。そして、その媒体の視聴者や読者の興味やニーズを一番よく理解しているのは、ディレクターであり編集者なのです。