多忙な日々は呼吸を浅くする
パソコン作業でうつむき姿勢が続いていたり、息つく間もない多忙な日々を送っていたりする私たちは、呼吸が浅くなっています。
ゆっくりと深い呼吸をすれば、体のバランスが整って戦闘モードから解放され、副交感神経が優位になります。意思では切り替えられない自律神経ですが、深い呼吸をすれば副交感神経のスイッチをオンにすることができるのです。
ここでは、副交感神経を優位にする「呼吸法」を紹介します。普段は無意識に行っている呼吸ですが、ほんの少しの時間でいいので、意識して行う時間を設けてみてください。
日々くり返すことで、自然と深い呼吸ができるようになります。
なで下ろし呼吸法でスッと落ち着く
皮膚の感覚を意識する呼吸法。脳が忙しいときやイライラするときに実践すると、スッと気持ちが落ち着いていきます。
①呼吸をしながら胸をさすり下ろす
イスに座り、胸に両手を重ねて目を閉じる。息を深く吸って、はきながら胸からへそまで両手をさすり下ろす。続けて、息を吸いながら両手を胸までさすり上げる。これを5〜10回くり返す。
②呼吸をしながら腰をさすり下ろす
イスに座り、腰の上部に両手を重ねて目を閉じる。息を深く吸って、はきながら腰からお尻の上部(仙骨があるところ)まで両手をさすり下ろす。
続けて、息を吸いながら両手を腰までさすり上げる。これを5〜10回くり返す。
イスに座り、胸に両手を重ねて目を閉じる。息を深く吸って、はきながら胸からへそまで両手をさすり下ろす。続けて、息を吸いながら両手を胸までさすり上げる。これを5〜10回くり返す。
②呼吸をしながら腰をさすり下ろす
イスに座り、腰の上部に両手を重ねて目を閉じる。息を深く吸って、はきながら腰からお尻の上部(仙骨があるところ)まで両手をさすり下ろす。
続けて、息を吸いながら両手を腰までさすり上げる。これを5〜10回くり返す。