バツイチ婚活女性は「結婚に迷いがない」

2人の事例からいえるのは、「婚活をしているバツイチ女性には、結婚への迷いがない」ということだ。一度はうまくいかなかったからこそ、「今度はこういう結婚がしたい」「こういう人と一緒に幸せになりたい」というイメージをはっきり持っている。

一方、婚活が思うようにいかない未婚の女性のなかには、「このまま一生結婚はできないかもしれない」とか「自分には結婚は向いていないのかもしれない」とか、結婚に迷いを感じたり、後ろ向きになったりしてしまう人がいる。その迷いや思い込みこそが、「婚活沼」に陥る一番の原因だ。

さらにバツイチ婚活女性は、自分がほしい未来を手に入れるために、努力や手間を惜しまない。たとえば私が、「親へのひっそり謝罪ワーク」や「理想の人リストの作成」などのワークを勧めると、「理想の結婚をするために必要なら!」とさっさと実行する。

結婚は誰かがお膳立てしてくれるものではないし、幸せは誰かが与えてくれるものではないということを、離婚経験のある人はいやというほど実感しているのだろう。

男性の視点からも、結婚した経験がある女性は魅力的だ。

夢物語ではない「結婚の現実」を知っているバツイチ女性は、現実的な男性には好ましい。

それに、一度は自分以外の誰かに選ばれた女性に独占欲をかきたてられる男性は意外と多い。包容力のある男性なら、「自分なら、今度こそこの人を幸せにしてあげたい」という気持ちになるものだ。

片膝をついて女性にプロポーズをする男性のシルエット
写真=iStock.com/ChristinLola
※写真はイメージです

婚活中の人には、今回紹介した2人のバツイチ女性の姿勢をぜひ見習ってほしい。

「自分はどういう人と、どんな結婚生活を送れば幸せなのか」を決めることができるのは、自分しかいないのだから。

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