会話内容は7%の情報にすぎない

定期的に顔を見るだけで、こうした行きすぎた憶測にふりまわされなくなります。

Ryota『気疲れがスーッと消える 繊細な人の話し方』(明日香出版社)
Ryota『気疲れがスーッと消える 繊細な人の話し方』(明日香出版社)

相手が怒っていないと、非言語情報から判断できるからです。

私たちは会話でコミュニケーションをしていると考えていますが、「メラビアンの法則(※)」からわかるように会話内容は7%の情報にすぎません。テキストでは怒っているように感じたとしましょう。

でも対面で話すと、ニコニコと柔らかく意見を言っているだけかもしれません。この場合、視覚・聴覚情報から「怒っていない」とわかるのですね。こうした判断ができるので、相手の顔を見ることは大切です。

たとえば、朝オンラインで顔を見るだけでも効果があります。オンラインが中心な職場こそ、顔を見る時間を積極的につくりましょう。

※人は会話をするとき、視覚情報から一番影響を受けやすいという心理法則

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