セブン‐イレブンがコインランドリー事業に参入した場合の課題とは
では、今回の題材を発表します。お気に入りの問題です。面白いぜ。
Q. 皆、大好き「セブン‐イレブン」の新規事業開発室長から相談を受けた。
「我々、セブンがコインランドリー事業に参入した場合の課題を教えてほしい」
「我々、セブンがコインランドリー事業に参入した場合の課題を教えてほしい」
さぁ、これは本当にいい問題なんだよね。
「セブンがコインランドリー事業に参入した場合の課題を考えてみてください。」という問題を見たとき、どのような「課題」が浮かびましたか?
今から、3分考えてみてください。
いや、何かしら「課題」が2個浮かんだなら、先に進んでくださいませ。
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ここでしばらく考えてみよう。
まず、皆さんは何から考え始めましたか?
素直な人はこんな感じの課題の方向性が浮かんだのではなかろうか。
・コインランドリーを設置する場所はあるのか?
・そもそも、コインランドリーなんて、儲かるのか?
・コインランドリーに投資する資金は?
・そもそも、コインランドリーなんて、儲かるのか?
・コインランドリーに投資する資金は?
などなど、ではなかろうか。うんうん、当然、これらも課題ではあるが、ここにパチンと使ってほしい、思考パスがあるのです。
重要なのは「誰が何に悩んでいるのか」を正確にとらえること
ヒントは課題の方向性。ここに、課題の方向性の「分岐」が存在しています。
今回の論点の持ち主=この問題を悩んでおられる方の気持ちを考えてほしいのだ。
論点の持ち主は、もちろん、セブン‐イレブンの新規事業開発室長である。その彼か、彼女かわからないが、新しい事業として「コインランドリー事業」を始めてよいのかどうか、決めかねているということだ。
何に悩んでいるのだろうか?
本当に、彼は悩んでいるのだろうか?
ここで、1つ、ヒントを出しますね。
セブンがコインランドリー事業に参入した場合の課題を考えてみてください。
ではなく、
セブンがブロックチェーン事業に参入した場合の課題を考えてみてください。
とすると、感じ方が変わりますよね。ほんと、まったく違いますよね。