支払い方法でさらに得をしよう

さらに、これらの保険料はクレジットカードで支払うことができ、カードのポイントもつきますから、1%ポイント還元のカードなら利回りはプラス1%アップ。

午堂登紀雄『お金の壁の乗り越え方 50歳から人生を大逆転させる』(かんき出版)
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こうして、最大控除の最小金額で加入すれば、年利10%近い利回り商品となり、これが保険料を払い込んでいる期間ずっと続きます。定期積立などをするよりも断然有利となるのがおわかりいただけると思います。

なお前述したDCそのものにも生命保険機能があり、加入者が障害状態になれば「障害給付金」が、死亡すれば「死亡一時金」が支払われます。

そこで、あくまで私が考える優先順位ですが、まずDCで保険に加入し、家計の余裕があればプラス個人年金、まだ余裕があれば生命保険(子どもがいれば学資保険もOK)、か医療・介護保険、の順です。

医療保険の多くは掛け捨てなので、がん家系などでなければ、前二者だけでもよいと思います。

もちろん、いずれも所得控除が受けられる範囲の最小金額であることが前提です。

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