何も決めない会議ならばメール連絡で十分

私は会議や打ち合わせは30分と決めており、社外の大事な打ち合わせでも絶対に1時間は超えないようにしています。

一度でも時間を超えてしまうと、「1時間以上でも大丈夫なんだな」と思われて、ズルズルと長引くことになります。

相手が取引先の場合は、あらかじめ制限時間を伝えることは失礼になりますから、1時間が経過したら、「次に行かないといけませんので」と伝えて退席しています。

山本大平『「すぐやる」よりはかどる!仕事を「短くやる」習慣』(クロスメディア・パブリッシング)
山本大平『「すぐやる」よりはかどる! 仕事を「短くやる」習慣』(クロスメディア・パブリッシング)

それが2回くらい続けば、相手も「打ち合わせは1時間ということだな」と理解してくれるようになります。

外資系コンサル会社のアクセンチュアには、「これは無意味な会議だな」と思ったら、途中で抜けてしまう人がかなりいました。

何も決めようとしない会議ならば、メール連絡で済むだろう……という判断です。

相手がクライアントの場合でも、最初に「ナーチャリング」(顧客育成)期間というものを設けて、合理的に話し合いが進むように相手を促していました。

日本の会社では、そこまで割り切って考えるのは難しいかもしれませんが、そのくらいの強い姿勢で臨まなければ、なかなか時間は削れないものだと思います。

短くやるコツ
「絶対に30分で終わらせる」という強い意志を持つことが大切!
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