匿名で「シェア買い」ができる

消費者の売り方・買い方に大きな変化を与えることで成長を続けるメルカリ。じつは、飛躍を遂げることができれば、そのメルカリ以上のインパクトをもたらす可能性を秘めた存在がいる。それは、「世界一楽しいショッピング体験をつくる」をビジョンに、「シェア買い」という新しい買い方を現在進行形で広めているベンチャー企業、カウシェだ。

2020年9月にサービスを開始したカウシェの「シェア買い」の大きな特徴は、「1人では買えない」ところにある。アプリで自分が買いたい商品を選んだら、「シェア買いグループ」を作成し、家族や友人、SNS上の誰かなどからシェア買いの参加者を集め、24時間以内に必要人数に達したら、安く、お得に商品が購入できる仕組みだ。2人以上で実現する「シェア買い」は、匿名で、個別に決済・配送されるため、SNS上の見ず知らずの誰かのグループにも安心して参加できる。

ペパロニピザを複数人でシェア
写真=iStock.com/Arx0nt
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購入できる商品カテゴリーは、食品に始まり、日用品、家電、美容・コスメ、ベビー・キッズなど拡大しており、基本的には通常より10~20%安く商品を購入できる。また、「大人数シェア買い」や「超シェア買い祭り」では、購入必要人数が増える代わりに40~60%の大幅値引きで商品を買ったり、特別なタイムセールに参加したりすることも可能だ。

ECでも「ワクワク感」がある消費体験

「買い方」において、リアルの店舗で買うときには「現地でしか味わえない」体験価値やワクワク感が重視される一方、オンラインのECで買うときには「安く、早く、便利に」合理性や効率性が重視される傾向が進んでいる。そうした潮流の中で「シェア買い」は、リアルのワクワク感をECでも感じられるように、オンラインでコミュニケーションを取りながら「楽しく、お得に買える」という、独自の「買い方」を提供するECサービスとなっている。

カウシェは、2021年9月からの1年間で84%を超える高い「シェア買い成功率」を実現しており、サービス開始から2年後の2022年9月にはアプリの100万ダウンロードを達成するなど、成長を続けている。