「三度も落ちれば、普通は解雇です」

合否の結果が出るのは10月下旬。週刊誌というのはバラ色の未来を描かないのが習性だから、また今度も落ちたら2人の生活はどうなると、まるでこの世の終わりが始まるような書き方である。

悲劇のシナリオは、現在、小室圭さんが勤めているローウェンスタイン・サンドラーでは、年収2000万円超をもらっているといわれているが、その年収の大幅ダウンか、最悪、解雇されるかもしれないというものだ。

NY州の弁護士によると、「弁護士になることを前提で雇われていれば、不合格でも年収は維持されるのが一般的だ」というから、7月の試験に落ちても、その先何度でも受験すれば、年収は確保できるのではと考えてしまうのだが、現実はそう甘くないと週刊文春はいう。

「折しも、ビザの切り替え時期は合否が出る直前の十月一日です。小室さんは現在、就労ビザ『H-1B』の取得手続き中と見られ、切り替えまでは学生ビザの延長措置が適用される。このビザは就職先が当局に申請するものです」

しかし、先の弁護士は、

「就労ビザを申請したとしても、三度も落ちれば、普通は解雇です。そうでなくても、給与額など契約内容は見直すのではないか。そもそもNYでは『at will(随意雇用)』といって、雇用契約はいつでも解除できることが殆どです」

事務所と眞子さんに甘えるようでは“人間失格”ではないか

さらに悲観的な見方をすれば、3度も不合格になったら、小室さん自ら弁護士事務所を辞すのではないか。何が何でも弁護士資格取得を目指すのなら、24時間勉強して、その間は妻の収入に頼ると心を定めるのだ。私の知り合いの日本の弁護士にも、浪人中は妻に支えてもらったというのが何人もいる。

そうした“覚悟”もなく、事務所が置いてくれるからと甘え、眞子さんとの新婚生活を楽しみながら、片手間で試験に合格しようなどと考えているとしたら、弁護士になる前に“人間失格”かもしれない。

週刊誌よりも厳しいいい方になってしまったが、今、小室圭さんに必要なのは、生活の面倒も仕事も与えてくれる優しい人間ではなく、「今のままでは、君は眞子さんを幸せにしてあげられない」と直言する友人、知人ではないのか。

いつまでも妻の財布をアテにする人生で、君はいいのか?

週刊文春のいうように、小室さんは、おカネに苦労して生きてきた。

「結婚が決まってからも『月たった2万円のふたりごはん』という本を購入するなど、倹約志向は際立っていました」(宮内庁担当記者)