イスラエルの社会学者、オルナ・ドーナトさんは、親になる願望を持たない人について研究してきた。ドーナトさんは「すべての女性が母になることを希望し、自分で選んで母になるとされているが、実際はそうではなく、社会が女性にそうした圧力をかけているのだ」という――。(第2回/全3回)
※本稿は、オルナ・ドーナト『母親になって後悔してる』(新潮社)の一部を再編集したものです。
母になることを「義務付けられる」
すべての女性は出産すべきであるという社会的前提は、一部には、女性とその肉体との間の緊密で基本的な相関関係に端を発している。
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