ヘアケアやフェイスケアなどを目的とする理美容家電市場が緩やかに拡大している。女性向けでは“うるおい”が、一方男性用は“身だしなみ”がキーワードになっており、それぞれのニーズに沿った新機能が新たな需要を掘り起こした。2011年は、数量で対前年比4.8%、金額で同じく3.0%の伸びとなっている。

特に金額前年比34.9%増と市場を牽引しているのが、鼻毛・耳毛カッターといった男性用グルーミングというカテゴリーだ。パナソニックで、この分野を担当するアプライアンスマーケティングジャパン本部の加藤慎太郎氏は「女性に限らず男性も日ごろから清潔感を大事にしたいという願望が掘り起こされ、3年ほど前から2桁増が続いている」と話す。

(ライヴ・アート=図版作成)