偏差値が40台以下とあまり高くないものの、早慶GMARCHの合格実績が高い中高一貫校がある。プレジデントFamily編集部が大学通信の協力を得て調べたところ、合格率1位は東京の私立・富士見中高で早慶GMARCHへの合格率は160%近く(のべ合格者数で計算)。偏差値40台以下で「難関グローバル系」「難関理系大」への合格実績の高い一貫校とともに紹介しよう――。

※進学実績は2021年春の数値。大学通信調べ。同率で順位が異なるのは、小数点第2位以下の差。偏差値は日能研のものを採用(2020年12月までに公表された2021年予想偏差値)。入試日が複数ある学校の場合は最も低い偏差値を採用。
※本稿は、『プレジデントFamily2021秋号』の一部を再編集したものです。

首都圏偏差値40台以下「早慶GMARCHに強い学校」編 1~10位

大学通信常務取締役の安田賢治氏が注目するのは、3位の共学校・穎明館(最低偏差値44、早慶MARCH合格率※146.4%)。

※卒業生数に占める早慶GMARCHののべ合格者の割合

「早慶GMARCHなど難関私大に限らず、毎年のように難関国公立大にも合格者を出している学校ですが、近年入りやすくなっており、狙い目です。東京の八王子にあり、グラウンドが広く、体育会の部活動も伸び伸び行える環境が整っています」

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