幸せになれる人と幸せになれない人にはどんな違いがあるのか。福厳寺住職でYouTuberの大愚元勝さんは「幸せになれない人は、思考(ものの見方、考え方)に問題がある。たとえば『ありがとう』という言葉がすぐに出てこないことが多い」という——。
「信念が変われば言葉が変わる」
私たちは、誰もが幸せになりたいと思っています。
けれども、なかなか、そう思い通りにはいかないのが、人生です。
とはいえ、世の中には、どうみても幸せそうな人がいます。
幸せになれる人と、なれない人。その違いは一体、どこから来るのでしょう。
その答えは、信念(思考)の違いにあります。
「信念が変われば言葉が変わる。言葉が変われば行動も変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる」
とは、インド独立の父、マハトマ・ガンディーの言葉ですが、これは古今東西変わらぬ真実です。
幸せになれる人は、幸せになる思考ができます。
幸せになれない人は、幸せになる思考ができません。
今から2500年前のインドに、このことを発見し、幸せになるための道を、人々に説いた人がいました。お釈迦さまです。
ここに、数あるお釈迦さまの教えの中から3つ、「幸せになれない人ができていないこと」を挙げてみたいと思います。