目の酷使具合と不快症状の有無からリスクをチェック

角膜の傷チェックリスト
監修:東邦大学医療センター大森病院 眼科 教授 堀裕一先生

【行動編】【症状編】のチェック項目で「角膜の傷」リスクの可能性を判定

【行動編】
□平均睡眠時間は5時間以下である
□コンタクトレンズを使用している
□1日5時間以上パソコン作業をしている
□パソコンを使うテレワークを週に3日以上している
□ほぼ毎日スマホを連続1時間以上見ている
□スマホやタブレット、PCでゲームを1日3時間以上している
□スマホやタブレットで動画を1日3時間以上見ている
□テレビやビデオを1日5時間以上見ている
□細かい作業を伴う趣味(絵を描く、パズル、書道、プラモデル制作など)の時間がコロナ前よりも増えた
□手芸・裁縫などの時間がコロナ前よりも増えた
□家にこもりきりの日が週2日以上ある
コロナ前に比べて:
□ストレスを感じることが増えた
□運動不足になった
□よく眠れなくなった
【症状編】
□寝ても疲れ目が解消しない
□光をまぶしく感じやすくなった
□常に目が乾いてショボショボする
□目が重たい感じがする
□目が痛くなることがある
□目を10秒以上開けていられない
□朝、目が開きにくい
□一日中目がゴロゴロする
□目が乾いてコンタクトを入れにくい
□午後から夕方にかけて特に目の疲れがひどくなる
□午後から夕方にかけて特に目のかすみがひどくなる
□午後から夕方にかけて特に目の乾きがひどくなる

行動編+症状編のチェック数の合計が
0~3個→今のところ大丈夫
4~7個または8個以上だが【行動編】【症状編】どちらかが1〜2個→要注意
8個以上かつ【行動編】【症状編】それぞれに3個以上→危険!

角膜の傷リスクから守るコツを堀先生に聞いた。

1.ディスプレイ作業中の工夫
●目線を下げる(上を向くと涙が蒸発しやすいため)
●エアコンの風が直接顔や目に当たらないようにする
●加湿器などを使う
●1時間作業したら5分休憩する
2.心身をリラックスさせて涙の量・質をアップ
入浴や軽いストレッチなどを取り入れて、副交感神経を優位にする。
3.点眼薬を正しく使う
→詳しくは次の項