趣味をお金にするチャンスだってある。
「PIXTA」は、オンボードが運営する写真やグラフィック作品の販売サイト。
「月刊宝島」や「R25」をはじめ、著名な雑誌やテレビ番組などから、サイト上へ「リクエスト」が出される。私たちは出題に応じた写真を撮り、依頼主が投稿された中から気に入ったものを購入していくのだ。買い取り価格は媒体によって違うが、およそ2万~8万円。さらに、世間に自分の作品をお披露目するチャンスもついてくる。また、選考から漏れた作品もWEB上で保存され、別団体が購入する場合もある。
「テレビ局からフランスの市場の写真が緊急で欲しい、というリクエストもありました」と、オンボードプロデューサーの岡洋介氏。納期が短ければライバルも少ないので、マメなチェックが肝要だろう。撮りためてきた海外旅行中の写真にお宝が眠っているかもしれない。
PIXTA(http://pixta.jp/)へアクセスすると「(洗剤などで)荒れた手の写真」「世界バブル崩壊をイメージさせる写真」という一般人向けの出題に加え、「残業がつらそうな光景」「名刺交換」など、会社ならではのリクエストが出されている。ビジネスマンにこそ、積極的に挑戦してほしい。
(撮影=古市和義)