値下がりが続くなか拙速は慎むべし
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坪単価に着目して、周囲の物件より割高でないか確認すべし
坪単価に着目して、周囲の物件より割高でないか確認すべし
新築マンション価格はピーク時より大きく崩れ、2007年春から比べると、相場は1~2割下がっている。この段階で底とは言いがたい。とはいえ、買うべきかどうかという観点だと、そろそろ「慌てて買う必要はないが、気に入ったものがあれば買ってもいい時期」に入ってくるかもしれない。
08年のマンション販売戸数はおよそ5万戸。これに対し、潜在在庫は約2万戸あると考えられている。これは、年間販売戸数の4割というボリュームで、この状況が解消されない限り、マンション価格に下げ止まりは考えられない。むしろ、だらだらと値下がりが続いていくだろう。ただし、値下げを続ける状況が解消されるくらい在庫調整が進めば、09年は新築マンションの買い時にさしかかってくる可能性もある。
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