商品に地名や地元特産品の名前を冠した「ご当地バーガー」が人気を呼んでいる。代表的なものが、図表にあるような北海道のタラバガニや広島県の牡蠣を素材として使った変わり種だ。多くは町おこしの一環として始められたものだが、ハンバーガーを目当てにやってくる観光客も増え、いまやそのトレンドは全国各地に広がりつつある。

代表的な変り種「ご当地バーガー」

代表的な変り種「ご当地バーガー」

火付け役となったのは「佐世保バーガー」。アメリカの海軍基地がある佐世保は、戦後間もない頃から手作りのハンバーガー店が登場し、市民にも親しまれてきた。そこで佐世保観光コンベンション協会は、2001年に観光客向けに市内のバーガー店マップを作成、積極的なPRに取り組み始めた。

同協会企画イベント部は「昨年、新たに佐世保バーカーの認定制度をつくった。現在、その認定店の数は32店。これがマスコミなどでも紹介され、週末になると県外から食べに来る人たちが目立つようになった。実際、年間観光客数は数年前の400万人前半から500万人近くに増えている」と話す。

(ライヴ・アート=図版作成)