土日の朝に開催される闇市

大阪市西成区あいりん地区。労働者の街からバックパッカーの街へ変化を遂げたといわれることが多くなった。事実、外国人観光客の数は急増しているものの、暗い側面は残る。今、若い女性たちがあるクスリを求めて、あいりん地区にやってきている。

あいりん地区で撮影

2019年の3月末に閉鎖された、あいりん総合センターから南に徒歩1分。南海高野線の高架下には、土日の朝になると、違法な露店が複数並ぶ。この露店群は2015年に警察による一斉摘発を受けて姿を消したものの、すぐに復活。現在にいたるまでいたちごっこを続けている。12月の中旬頃にもガサ入れが行われたというが、なくなる気配はない。