「閉鎖空間」で地震が起きたらどう対処すればいいのか

【状況別地震対策1:映画館や劇場で】天井からの落下物とパニックに注意

バッグなどで頭を保護し、座席のあいだに身を隠して、ゆれがおさまるのを待ちましょう。停電しても誘導灯や非常灯がつきますので、あわてずに、係員の指示にしたがうこと。また、「我先に」と出口や階段に殺到しないようにしましょう。いつでも事前に非常口を確認しておくと安心です。習慣にしておきましょう。

【状況別地震対策2:カラオケボックスなどで】閉鎖された空間では最悪の状況を想定する
草野かおる『新みんなの防災ハンドブック』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

カラオケボックスやバーなどの閉鎖された空間で地震に見舞われたときは、まずは部屋のドアを開け放つことです。頭上に注意しながら部屋で待機し、基本的には従業員の指示にしたがって避難します。

けれども、地震から火事になったら、たいへん危険です。過去には、きちんとした避難誘導がなかったために、煙に巻かれて亡くなってしまった方もいました。自分が訪れた店に、必ず「きちんと避難誘導のできる従業員」がいるとは限りません。状況をよく見て、火災が起きてもパニックにならず、自分の判断ですみやかに避難しましょう。入店前に非常口を確認する習慣をつけておくと安心です。

【状況別地震対策3:おふろで】「はだか」がいちばん危険

地震は時と場所を選びません。入浴中に地震にあったら、まずは脱出出口を確保しましょう。おふろ場は柱と壁に囲まれているので、比較的安全です。ゆれが激しいときは、浴槽につかまって様子を見ましょう。また、鏡やガラスの破損によるケガに注意すること。はだかで転倒するとたいへん危険ですから、ゆれがおさまってから、洋服を着ましょう。